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『ART(生殖補助医療)交流会in埼玉』にて講演いたしました

培養室長の村松です。先日、埼玉県内の生殖補助医療施設で働く胚培養士が集まる交流会にて特別講演の機会をいただきました。胚培養士どうしの繋がりはとても大切だと感じており、このような会が開催されたことを心から嬉しく思っています。

講演のテーマは「培養室における安全管理」でした。具体的には、取り違えを防ぐための対策、スタッフの健康管理、そして地震や停電といった自然災害に備えた危機管理についてお話させていただきました。

胚培養士の仕事は、どんな小さなミスも許されない環境で行われています。そのため日々細心の注意を払いながら業務に取り組んでいますが、同時にスタッフ自身の心身への負担も大きくなりがちです。安全な医療を支えるにはスタッフの健康管理や心のケアも欠かせないと考えています。

また、停電や地震など万一の事態に備えて当院が整えているバックアップ体制についてもご紹介しました。これらの取り組みは、患者様に安心して大切な精子、卵子、受精卵をお預けいただけるように行っているものです。詳しい内容は当院ホームページにも掲載していますのでぜひご覧ください。

今後も安全対策を常にアップデートしながら、安心して治療を受けていただける環境づくりに努めてまいります。